コーヒー豆は、コーヒーノキという植物の種子を焙煎したものです。
植物としてのコーヒーノキは、アカネ目アカネ科コーヒーノキ属に分類されており、コーヒーノキ属には約70種あると言われています。その中でも飲用に利用されているのは、アラビカ種、カネフォラ種、リベリカ種の3種で、これらは「コーヒーの3原種」と呼ばれています。また、これらを掛け合わせたハイブリッド種というのもあります。

普段、レギュラーコーヒーとして飲まれているのは、ほとんどがアラビカ種で、コーヒー全体の生産量の60~70%を占めています。次いでカネフォラ種が30~40%、リベリカ種は1~2%に過ぎません。
それでは各種について詳しく見ていきましょう。

続きを読む »